出版社内容情報
働くことが貧困改善につながるのか。サービス給付を生活保護における経済給付と対比しながら、両者が織りなす困窮者支援の実相と問題点を浮き彫りにする。中間的就労の先進的取り組みも紹介。巻末の生活保護ケースワーカー座談会で制度再設計にむけた議論を紹介。
目次
第1部 就労自立支援をどう捉えるか(生活困窮者自立支援制度における段階論と並列論―評価指標の行き着く先;対貧困政策の「自立支援」型再編の意味を考える―「再分配」か「承認」か?;就労自立支援サービスの現在―生活困窮者・生活保護の視点から;ライフチャンスと社会的投資論―ヨーロッパの議論を中心に;貧困のなかの障害者/障害者のなかの貧困―社会構造の壁と就労支援の意味)
第2部 就労自立支援サービスの実践と成果(生活困窮者支援とソーシャルワーク―就労自立支援サービスを中心にして;生活困窮者自立支援と地域共生社会へ―大阪府箕面市・北芝の挑戦;栃木県の若者支援における中間的就労;京都自立就労サポートセンターにおける就労訓練事業(中間的就労)の取り組み)
著者等紹介
埋橋孝文[ウズハシタカフミ]
同志社大学社会学部教授、放送大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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