出版社内容情報
さまざまな領域でその考え方や機能の広がりと深化をみせる、生涯学習論の基本テキストの改訂版。
今西 幸蔵[イマニシコウゾウ]
著・文・その他
目次
第1章 生涯学習の意義
第2章 生涯学習と教育の国際化
第3章 生涯学習の提唱
第4章 学習者の特性と学習の継続発展
第5章 生涯学習と社会教育・家庭教育・学校教育
第6章 各教育機能相互の連携と生涯学習支援システム
第7章 生涯学習と市民社会
第8章 社会教育行政の考え方と指導者、施設
第9章 社会教育の内容、方法と形態
第10章 学習情報提供と学習相談の意義
著者等紹介
今西幸蔵[イマニシコウゾウ]
1947年大阪市出身。大阪府教育委員会、大阪府立文化情報センターに勤務した後、京都文化短期大学経営学科、京都学園大学人間文化学部人間関係学科、天理大学人間学部生涯教育専攻の各教授。現在は神戸学院大学人文学部人文学科教授。京都府生涯学習審議会委員、国立教育政策研究所全国体験活動ボランティア活動総合推進センターアドバイザー、兵庫県社会教育委員、茨木市社会教育委員、大阪狭山市社会教育委員、堺市博物館協議会委員、茨木市人権協会理事などの職にある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hisashi Tokunaga
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生涯学習論は難しいね。論の史的展開を丁寧にトレースするのは入門書として適切。一方直近の論点が明確に記述されていない気がするのは私だけかなぁ。更に実践家にとっては本書の記述に食い足りない気がしないだろうか?2017/08/20
KJ.O
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「生涯学習」という言葉は以前から聞き慣れた言葉だが、2006年の教育基本法改訂時に生涯学習のことが明記されたことは知らなかった。教育基本法第3条は「国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を贈ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない」と規定している。日本における教育の基本理念が「生涯学習」であるとともに、社会貢献活動のために人々が学習の機会を求めるようになった結果でもあるようだ。2025/04/17
K
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生涯学習概論 指定テキストよりこの本の方がわかりすいし、実践的でためになるのですけど、テストは教育基本法改正だったので、やはりテキストが勝った。2019/10/29