出版社内容情報
アメリカの大学でソ連研究が編制されていく歴史的過程を、大学とそれをとりまく国家や財団等との関係から変動を明らかにする。
藤岡 真樹[フジオカマサキ]
藤岡 真樹(京都大学国際高等教育院非常勤講師)
目次
序章 大学と学知から見る冷戦初期アメリカ
第1章 第二次世界大戦期の戦時機関におけるソ連研究の形成と変容
第2章 冷戦初期の大学におけるソ連研究の「再編」
第3章 冷戦初期におけるソ連研究の「停滞」―ハーヴァード大学難民聞き取り計画
第4章 冷戦の展開とソ連研究の途絶―マサチューセッツ工科大学国際問題研究センター
終章 ソ連研究の「遺産」と1950年代後半以降のアメリカ
著者等紹介
藤岡真樹[フジオカマサキ]
京都大学国際高等教育院非常勤講師。1979年生まれ。大阪大学文学部人文学科卒業(西洋史学専修)。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士(人間・環境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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