目次
法思想の水脈をたどって―法思想史の意義と方法
古代ギリシアの正義論
ローマ法の形成
「法」と法の支配―クックからダイシーまで
社会契約―誰がために国は在る
ドイツ観念論の完成―自由から法と国家を構想する
中世ゲルマン法と歴史法学―「良き古き法」と民族精神
「概念法学」批判―プフタとイェーリング
法社会学の形成―エールリッヒとウェーバー
国法学と立憲主義
法実証主義の極限と「例外状態」の合法性―ケルゼンとシュミット
法実証主義の再興―H.L.A.ハートとラズの現代分析法理学
法実証主義への挑戦―フラーの「法の内面道徳」とドゥオーキンの「純一性としての法」
正義論の展開―「善き生」をめぐる多様な信念との関係
リバタリアニズムの法思想―ハイエク、ノージック
ポストモダン法学の思想
著者等紹介
森村進[モリムラススム]
一橋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Haruka Fukuhara
3
西洋系の法思想を概観する。教科書的な無味乾燥な記述が多い印象だが、それぞれテーマごとに専門の人が担当しているらしく、信頼性は高そう。2017/05/07
塔
1
ざっと読了。ゲルマン法とか古き良き法のあたりは面白く読めました。2016/07/09
H’s
0
The water veins of each chapter are described in detail, but it doesn't feel like they are connected. Where is the source of the water?2024/07/15