出版社内容情報
過去の震災体験をふまえ、災害そのものの特性を理解し、被災者(地)の苦しみを和らげるための災害対応のあり方を問いなおす。
室崎 益輝[ムロサキヨシテル]
室崎 益輝(兵庫県立大学防災教育研究センター長)
岡田 憲夫[オカダノリオ]
岡田 憲夫(関西学院大学災害復興制度研究所所長)
中林 一樹[ナカバヤシイツキ]
中林 一樹(明治大学大学院政治経済学研究科特任教授)
野呂 雅之[ノロマサユキ]
野呂 雅之(関西学院大学災害復興制度研究所教授)
津久井 進[ツクイススム]
津久井 進(弁護士)
山崎 栄一[ヤマサキエイイチ]
山崎 栄一(関西大学社会安全学部教授)
内容説明
自然災害が起きたとき、私たちは何をすればよいのか?被災されたかたの苦しみをすこしでも和らげるための災害対応のあり方を、災害直後、避難期、復興期、防災、という4つのフェーズごと具体的に問いなおす。
目次
第1部 災害直後の課題(「被災者」災害が起きたときに:あなたならどうする;「行政」災害に対応するために:行政職員の行動リスト;「支援者」あなたが力になるために:災害ボランティア;「研究」命を救うために考えること:残された研究課題)
第2部 避難期の課題(「被災者」被災者になったあなたに:災害直後の支援メニュー;「行政」復旧期にやるべきこと:行政の取り組み課題;「支援者」被災者にどう寄り添う:被災者支援ボランティア;「研究」総合的な支援のあり方:今後の研究課題)
第3部 復興期の課題(「被災者」知っておきたい制度と仕組み:「人間の復興」に向けて;「行政」誰のための復興なのか:「復興災害」を防ぐ手立て;「支援者」あなたのことを忘れていない:復興における第三者の視点;「研究」復興策の策定:復興の本質論)
第4部 防災の課題(「被災者」「あすはわが身」で取り組もう:市民主体の防災活動;「行政」地域の声をどう生かすか:行政と地域でつくる防災計画;「支援者」これからの大災害に備えて:地域コミュニティの役割;「研究」教訓に向き合っているか:研究者の視座の転換)
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