目次
第1編 問題状況と本書の問題意識(日本における証拠開示問題をめぐる経緯とその現状;本書における検討方法 ほか)
第2編 日本における証拠開示問題の歴史的構造(「糺問的な捜査・訴追」と記録閲覧との関係―治罪法における記録閲覧問題の構造;予審による証拠収集と記録閲覧―明治刑事訴訟法における記録閲覧問題の構造 ほか)
第3編 ドイツにおける記録閲覧権の展開とその憲法的意義(ドイツにおける記録閲覧権と手続構造との関係;憲法上の権利と記録閲覧権 ほか)
第4編 公正な手続を請求する権利としての証拠開示請求権(日本の証拠開示問題の構造;被疑者・被告人の証拠開示請求権・総論 ほか)
著者等紹介
斎藤司[サイトウツカサ]
龍谷大学法学部准教授。1978年徳島県に生まれる。2001年九州大学法学部卒業。2006年九州大学法学府民刑事法学専攻博士後期課程単位取得退学。愛媛大学法文学部総合政策学科専任講師。2009年龍谷大学法学部准教授。2014年ゲオルグ・アウグスト大学ゲッティンゲン客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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