内容説明
暴力・管理・差別が顕在化する時代に、平和と協同をつくりなおすための視座を提示。シベリア抑留、沖縄差別、平和責任などから考える。大学生協寄付講座「戦争と平和を問いなおす」講義録。
目次
大学生協はなぜ平和をめざすのか
賀川豊彦の軌跡―協同組合から平和をつくる道筋
文化人のアジア太平洋戦争―軍隊と文化人の関係を中心に
詩人・石原吉郎を読む―シベリア抑留者がとらえた戦争と人間
暴力と戦争のトラウマに向き合う心理学
建築からみた戦争と平和
「沖縄問題」とは何か―琉球の脱植民地化、脱軍事化への道
戦争の倫理学―「テロとの戦い」と倫理
3・11後の平和責任―長崎で考える
安全保障の神話からケアの倫理へ―他者に依存する自己
メディアは平和をつくれるか
六面体としての憲法9条―脱神話化と再構築
著者等紹介
君島東彦[キミジマアキヒコ]
立命館大学国際関係学部教授
名和又介[ナワマタスケ]
同志社大学名誉教授
横山治生[ヨコヤマハルオ]
京都府生活協同組合連合会専任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 平田俊子詩集 現代詩文庫