司法福祉―罪を犯した人への支援の理論と実践

加藤 幸雄/前田 忠弘【監修】/藤原 正範/古川 隆司【編】

法律文化社（2013/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 225p／高さ 22cm
• 商品コード 9784589034779
• NDC分類 326.56
• Cコード C1036

内容説明

刑事司法、少年司法にかかわる司法福祉領域について、事例をもとにわかりやすく解説。当事者の自己決定権などの諸権利を最大限に尊重しつつ、一定の人権制約下での権利保障を最大限配慮するという司法福祉の定着にむけての実践的なとりくみを紹介。刑事司法、社会福祉にかかわるすべての人に必読の書。

目次

第１部　罪を犯した人びとの現状（知的障害者；精神障害者；高齢者；子どもと非行；その他の支援を要する人びと）
第２部　刑事司法と社会福祉の制度（成人の刑事司法の過程；少年の司法制度；精神障害者・精神疾患のある人に対する制度；支援・処遇の機関・団体と専門職；犯罪に関する民間の活動と担い手；社会福祉におけるとりくみと専門職の役割；犯罪者の社会復帰における課題）

著者等紹介

加藤幸雄［カトウサチオ］
１９４７年生。名古屋大学教育学部卒業。日本福祉大学名誉教授

前田忠弘［マエダタダヒロ］
１９５４年生。関西学院大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。甲南大学法学部教授

藤原正範［フジワラマサノリ］
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部教授

古川隆司［フルカワタカシ］
追手門学院大学社会学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[バーニング]

読み終えたあとに第2版の存在をしったが、1版の時点でも様々な法改正の動向や地域定着支援センターの取り組みなどを適宜網羅していてこの分野の入門書としてはよくおさえられているのかなと思う。実際に支援にあたったケースも議論の合間に挿入されており、支援の実際や各専門職の仕事の一端を見ることもできる。

2018/05/03