“人間の安全保障”の諸政策

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589034519
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C1031

内容説明

いま人々を脅かす諸問題への処方箋を震災後の日本から世界へ向けて、文明、環境、食、医療、高齢者、社会保障、教育、経済の観点から提唱する。

目次

人間の安全保障と日本
人間の安全保障と新しい政策公準―原子力発電と格差経済を例示的素材として
寡占化社会が人間に与える影響―ソーシャルビジネスは資本主義システムを救えるか
アジア通貨単位(ACU)構想―21世紀グローバル通貨の模索に向けて
地球環境問題と人間の安全保障―錯綜する国家間の利害と解決策
食料自給と農業政策
高齢者の安全保障
医療・社会保障改革への提言
教育改革への基本的提言
日本のポテンシャルとイニシアティブ―汝自身を知れ!
新技術に基づくヒューメイン・シティー(Humane City)の提言
人間の安全保障―近代文明の危機とその超克

著者等紹介

岩浅昌幸[イワサマサユキ]
筑波大学准教授

柳平彬[ヤナギダイラサカン]
グループダイナミックス研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆとりくん

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大震災や金融危機を経験した日本・世界が向かうべき方向性を「人間安全保障」を政策公準として論じている。カバーする範囲は広く、政治、エネルギー、社会経済構造、地球環境、食糧、医療社会保障、教育、文化等の観点から論考が寄せられている。現代社会が抱えている課題は何か、どう解決すべきかが論じられている。人間安全保障は国家安全保障と補完関係にあり、どちらもそれ抜きでは語ることは出来ない。しかし、人間安全保障問題は国境を超える世界共通の課題であり、究極のリスクマネジメントである点、更なる議論の活発化が期待される。2012/11/12

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