内容説明
現代法の解明のために―戦後ドイツの法社会学の集大成。
目次
第1部 法社会学の学問的位置づけ(社会学の一分野としての法社会学;法学の分肢としての法社会学;法社会学の歴史および現在の状況)
第2部 法社会学の理論家たち(カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルス;エミール・デュルケム;オイゲン・エールリッヒ;マックス・ヴェーバー;ニクラス・ルーマン;ヘルムート・シェルスキー)
第3部 法と社会(法社会学総説)(社会学的法概念;一般的法原理;サンクション;法の妥当と有効性;契約および契約法の社会学;権力、支配、法;紛争と紛争処理;法文化の研究;人間と法;法律家の社会的プロフィール)
著者等紹介
ライザー,トーマス[ライザー,トーマス][Raiser,Thomas]
フンボルト(ベルリン)大学名誉教授。1935年にシュトゥットガルトに生まれ、チュービンゲン大学などで法律学を修め、博士号を取得。ハンブルク大学、ギーセン大学などを経て、フンボルト(ベルリン)大学教授。1977年から1992年までフランクフルト高等裁判所裁判官を兼務する。研究対象は、法社会学関係のほかに、会社法、共同決定法、企業法など多岐にわたる。ドイツの「法と社会学会」の設立メンバーでもある。数度にわたり日本に滞在し研究・交流を行っている
大橋憲広[オオハシノリヒロ]
東京家政大学教授。専攻、法社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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