目次
1 社会法の基本理念(わが国における社会福祉学の歴史的検討;労働法における労働権論の現代的展開―包括的基本権としての労働権(試論)
社会保障財政の法学的考察
福祉サービス給付と所得保障給付との制度間調整―障害のある児童に着目して
ジョン・ロック自然法論の再検討―リバータリアニズムと現代社会法原理の展望に関連して)
2 自治と規制の法政策(ドイツの操業短縮;失業給付における自発的な離職;中国における従業員代表制度;社会保障と補償基金―フランスの「社会的補償」をめぐる議論を素材として;ドイツ年金保険における「社会的調整」―国庫負担に着目して)
3 市場と規制の法政策(医療提供体制における医療計画と情報提供制度の展開;高年法上の継続雇用制度の導入・実施とその手続;障害者雇用に関する義務規定の法的効力;韓国における非正規雇用の実態と法規制)
4 権利の擁護と救済(権利擁護の将来像と公的責任―成年後見制度を中心に;事業の適正運営と説明を受けての選択権―介護保険法苦情手続をてがかりに;児童福祉サービスにおける児童の意見表明権の保障;賃金差別の起算点と救済範囲―アメリカ公正賃金法の制定を契機に)
著者等紹介
山田晋[ヤマダシン]
明治学院大学社会学部教授
有田謙司[アリタケンジ]
西南学院大学法学部教授
西田和弘[ニシダカズヒロ]
岡山大学大学院法務研究科教授
石田道彦[イシダミチヒコ]
金沢大学人間社会学域法学類教授
山下昇[ヤマシタノボル]
九州大学大学院法学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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