内容説明
地域で取り組みを進めているわれわれ「高齢者虐待防止ネットワークさが」のメンバーを中心に…在宅で、施設で、地域での高齢者虐待の実態を把握し、それぞれの場面でどのような問題に直面しているのかを明らかにし、また、家族、介護従事者、介護支援専門員、民生委員・児童委員、地域住民の各人が、高齢者虐待防止にむけてどのような役割を担っていくことが必要なのかについてまとめた。
目次
１ 現代社会と高齢者虐待防止（高齢者虐待とは；高齢者虐待防止法）
２ 家庭での高齢者虐待防止（家族と高齢者虐待防止；介護支援専門員と高齢者虐待防止）
３ 高齢者施設での高齢者虐待防止（施設職員と高齢者虐待防止；身体拘束・抑制と高齢者虐待防止）
４ 地域での高齢者虐待防止（地域包括支援センターと高齢者虐待防止；民生委員・児童委員と高齢者虐待防止；高齢者虐待防止ネットワークの構築―「高齢者虐待防止ネットワークさが」の試み）
著者等紹介
倉田康路［クラタヤスミチ］
１９６６年生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程後期課程単位取得満期退学。現在、西九州大学健康福祉学部・同大学院健康福祉学研究科教授、高齢者虐待防止ネットワークさが代表、日本社会福祉学会代議員、日本看護福祉学会副理事長、博士（社会福祉学）
滝口真［タキグチマコト］
１９６７年生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程後期課程単位取得満期退学。現在、西九州大学健康福祉学部・同大学院健康福祉学研究科教授、高齢者虐待防止ネットワークさが副代表、日本社会福祉学会代議員、日本キリスト教社会福祉学会常任理事、日本看護福祉学会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
