内容説明
国際比較的な視点から、日本の新しい社会保障・福祉政策論を提示。南欧やアジアの福祉政策から日本の「姿」を診る。「雇用志向」、「労働と福祉の関係の再編」が先行する欧米の経験の検証を通して日本の位置を確認し、政策論議の場を提供。
目次
福祉政策における国際比較研究
第1部 比較福祉「国家」論から「政策」論へ(日本モデルの変容―社会保障制度の再設計に向けて;福祉国家の南欧モデルと日本;東アジアにおける社会政策の可能性;日本における高齢化「対策」を振り返って―東アジア社会保障への教訓)
第2部 ワークフェアからメイキング・ワーク・ペイへ(公的扶助制度をめぐる国際動向が示唆するもの;ワークフェアの国際的席巻;3層のセーフティネットから4層のセーフティネットへ;給付つき税額控除制度の可能性と課題)
「三つの世界」後の20年
著者等紹介
埋橋孝文[ウズハシタカフミ]
1951年大阪生まれ。関西学院大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。大阪産業大学経済学部、日本女子大学人間社会学部を経て、同志社大学社会学部教授、同志社大学社会福祉教育・研究支援センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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