内容説明
厳しい雇用情勢を背景に大学・高校におけるキャリア教育支援に社会的関心が集まっている。今、現場の教職員は何をすべきか。諸外国の動向や各種資料も含めて豊富な実践例を紹介する。
目次
第１章 日本社会の変化と職業（職業の語義；職業の種類；産業構造の変化と職業）
第２章 キャリア開発と職業指導（キャリア開発の定義；職業指導とは；職業指導の指導領域；職業指導の研究領域；職業指導と労働市場；教育学と職業指導；実践の学としての職業指導；職業情報と職業指導；職業相談）
第３章 キャリア開発と職業適性（職業適性とは；職業適性の分類；知能と職業適性；知能検査；世脳検査の利用；性格と職業適性；性格検査；職業適性に関する検査）
第４章 キャリア開発の支援（大学におけるキャリア開発と支援；高校におけるキャリア開発と支援；中学校におけるキャリア開発と支援）
第５章 欧米諸国のキャリア開発（欧州諸国のキャリア開発；アメリカ合衆国のキャリア開発）
著者等紹介
伊藤一雄［イトウカズオ］
名古屋大学大学院教育学研究科（教育学専攻）博士課程修了博士（教育学）。島津製作所、高校教諭・教頭、京都大学、同志社大学などの講師、関西福祉科学大学教授などを経て高野山大学文学部・大学院教授。専攻：職業指導、職業教育、教育社会学
佐藤史人［サトウフミト］
埼玉大学教育学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程修了単位等取得。東京都公立中学校教諭、名古屋大学助手等を経て、和歌山大学教育学部教授。専攻：技術科教育、高校職業教育、教育行財政学
堀内達夫［ホリウチタツオ］
名古屋大学工学部（機械学科）卒業。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程単位等修得博士（教育学）。大阪市立大学大学院文学研究科教授。専攻：技術・職業教育国際比較論、キャリア形成論、教育史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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