内容説明
個人の尊厳を軸に人権の歴史と理論をやさしく解説。福祉現場で直面するさまざまな事例を通して必要な知識を整理。社会福祉士国家試験問題をふまえた設例。
目次
1 人権の意義と歴史を考えよう(個人の尊厳と基本的人権;基本的人権の歴史;新しい人権)
2 福祉現場と人権問題のかかわり(利用者の人権保障と人権調整;平等権の保障;財産権の保障 ほか)
3 福祉現場における人権保障の課題(社会福祉援助技術と人権;リスクマネジメントと人権;社会福祉事例演習と人権尊重の視点)
著者等紹介
山本克司[ヤマモトカツシ]
1958年生まれ。明治大学法学部卒業、早稲田大学社会科学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科博士前期課程修了。帝京大学大学院法学研究科博士後期課程。現在、聖カタリナ大学人間健康福祉学部教授(専攻は憲法・人権論)、特別養護老人ホーム「聖マルチンの家」理事、愛媛県人権研修セミナー講師。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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