出版社内容情報
戦後における家族や女性をめぐる労働の変化、東アジアの国際結婚の実態を検証しながら、いまを生きる私たちの立ち位置と今後を考える。詳細な参考文献で学習を助ける。
目次
0 情報リテラシーとレポート得点アップの秘訣
1 日本の家族変容と国際結婚
2 「主婦業」の外国人女性化
3 アジア系ブライドの市場的価値!?
4 グローバル時代の家族形成
5 東アジアの中の日本―韓国と台湾、そして中国
6 「ママは外国人」であるということ
補 “子ども”を通してみる国際結婚の歴史
著者等紹介
嘉本伊都子[カモトイツコ]
1966年鳥取県米子市生まれ。1997年総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究専攻博士課程修了、博士(学術)。日本学術振興会海外派遣研究員、ロンドン大学(School of Oriental and African Studies,Japan Research Center)などを経て、2001年京都女子大学現代社会学部専任講師として就任。現在、准教授。専攻は社会学。主な著書に『国際結婚の誕生―“文明国日本”への道』(新曜社、2001年)。第1回日本社会学会奨励賞(著書の部)をビギナーズ・ラックで受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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