目次
第1章 近代日本における『アジア主義』の展開―第三の道の模索
第2章 軍人・平和・革命―陸軍将校の場合
第3章 「ファシストの危険」・反ファシズム統一戦線・労働者政府―1923年ドイツにおける社会主義とファシズム
第4章 反ファシズム人民戦線という「希望」―ミュンツェンベルクと「マドリードの闘う顔をもつ新しい共和国」
第5章 部落解放と社会主義―田原春次を中心に
第6章 労働組合像の交錯―戦後初期日本の労働運動と共産主義
第7章 文革期中国「保守派」の原像―曹荻秋と中国革命
第8章 ユートピアと現実との間―社会主義の実現における中国共産党の彷徨と模索
著者等紹介
熊野直樹[クマノナオキ]
1965年生。九州大学大学院法学研究院。専攻は20世紀政治史、ドイツ現代史
星乃治彦[ホシノハルヒコ]
1955年生。福岡大学人文学部。専攻はドイツ現代史
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