内容説明
本書は、広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻の博士課程前期における必修科目である「組織倫理学」の教材として、２０００年４月の本専攻設置以来、各教官がそれぞれに工夫を凝らして作成してきた教材を推敲し、編集したものである。９名の教官の専門領域は、その掲載順に、経営戦略論、経営組織論、社会心理学、人的資源管理論、マーケティング論、財務会計論、企業法務、知的所有権法、そしてマルチメディア基礎論である。
目次
第１章 企業経営と倫理
第２章 ビジネス・エシックスのルーツと失敗そして現状
第３章 逸脱行動の心理的メカニズム
第４章 企業倫理と人的資源管理
第５章 消費とマーケティング活動から見る倫理―市場のダイナミズムを中心に
第６章 組織倫理と会計学
第７章 企業倫理の確保とコーポレート・ガバナンス
第８章 立法過程における倫理
第９章 ネットワーク利用と倫理―コンピュータ・エシックスからセキュリティ・ポリシーへ
