内容説明
本書は、産業・労働問題研究会での議論を下敷きとして文部科学省科学研究費の交付を受けた、「ＩＴ革命の雇用（構造）への影響と社会的セーフティーネットに関する研究」（２００１～２００３年度、研究代表者・久野国夫）の報告書である。
目次
第二の技術革命
第１部 ゆさぶられる企業社会（変容する技能―ＩＴと生産労働；企業の論理―人事雇用戦略変化の方向性；労働市場における規制緩和の現状と問題点―職業紹介・労働者派遣を中心に；標準化の経済）
第２部 グローバル化の波紋（労働市場の国際化；生産のグローバル化―日本の家電産業を対象として）
第３部 企業社会へのオールタナティブ（企業内組合を超えて―日本労働組合の過去・現在・未来；仕事と暮らしを守る社会的しくみ）
２１世紀型社会経済システムの展望
