内容説明
価値論と政策論をつなぎ、新たな社会政策を考える。従来のフレームワークを問い直し、21世紀型福祉国家の社会政策のあり方を考える。
目次
1 共通論題=新しい社会政策の構想―20世紀的前提を問う(卓越・正義・租税―社会政策学の“編み直し”のために;ベーシック・インカム構想と新しい社会政策の可能性;労働の未来―ドイツからの提言;「男性稼ぎ主」型から脱却できるか―社会政策のジェンダー主流化 ほか)
2 テーマ別分科会=報告論文と座長報告(中国における基本医療保険制度の形成とその実態;高齢者介護倫理のパラダイム転換とケア労働、ジェンダー―「痴呆介護実務研修」をフィールドとして;高齢者ケアのウェルフェアミックス:介護・医療システムの再編成;金大中政府の「生産的福祉」―その歴史的意味と残された課題 ほか)
3 投稿論文(新自由主義と福祉政策―韓国の「生産的福祉」からの一考察)