内容説明
本書は、地方自治と都市政策に関して、この10年間に書いた論文をもとにまとめたものである。地方自治とくにその政治的側面と、自治体が国とともに進める都市政策とを取り上げ、それぞれの日本での特徴・課題とその背景を、国際比較のなかで分析した。
目次
1部 地方自治(日本の地方自治―変化と特徴;ドイツと日本の市議会―選挙制度、政党化、社会的代表性;スイスの住民投票―直接民主制と間接民主制との「共鳴モデル」)
2部 都市政策(日本の都市政策―目的、手法、成果;ドイツの歩行者エリアと都市公共交通―規制と公共投資の政策過程;京都の景観政策と新京都駅ビル―市民参加、専門性、政治)
著者等紹介
村上弘[ムラカミヒロシ]
1954年、京都市生まれ。京都大学大学院法学研究科・博士課程修了。1984~85年、コンスタンツ大学(西ドイツ)政治行政学科に留学。立命館大学法学部助教授を経て、1995年から同教授(行政学、地方自治論担当)
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