出版社内容情報
レオンはママとこの町にこしてきた。パパは軍隊にはいって遠くへいった。でもレオンには、ボブがいる。新しい友だちだ。ボブは、だれにも見えない。ある日おとなりに、男の子がひっこしてきて…。第46回課題図書/第47回産経児童出版文化賞推薦 小学校低学年~
内容説明
パパはぐんたいに入っちゃった。でも、ぼくにはボブがいる。ボブはだれにも見えないんだ!こどくな少年がほんとうの友だちにめぐりあうまで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
イヌやネコと暮らし、野原を駆け回っていた自分。仮想親友はすべて動物や大きな木だった。だから、こういうお話は新鮮でありながら共感が持てます。娘さんも面白そうに読んでいるので感想を聞いてみたら、こびとづかんと思っているっぽい。あ~…。2019/06/29
小夜風
26
【図書館】心霊系の話かと思ったけど、そうきたか!…と(笑)。見えない友だちのお話♪2014/07/16
美紀ちゃん
24
引っ越したばかりで、知り合いが誰もいない寂しさを乗り越えるミッションに必要だったのが、誰にも見えない友達の(架空の)ボブという存在だった。けど、お向かいに同じ年頃の子供が引っ越してきて…。いつのまにかボブがいなくなってしまう。お向かいの子に、勇気を出して話しかけてみたら、その子の名前がボブだった!勇気がほしい時って大人でもあるよね。2019/04/17
ふじ
19
親の都合で知らない街に越してきたレオン。でも、見えない友だちボブがいるからさみしくない。空想のチカラはさみしさだって埋めることができる。でもある日、隣に男の子が越してきた。名前は、ボブ。偶然の素敵さ、よりもっと何かがあるような気がして、タイトル通り不思議な読後。2021/05/22
mntmt
16
とても、殺風景な絵が子どもの心の中を表していると思った。2021/03/31