内容説明
開発パラダイムから平和パラダイムへの転換に向け、オルタナティブを提言。
目次
「サステイナブル・ディベロップメント」を超えて
第1部 環境と開発の平和学(暴力は本来性(サブシステンス)を奪う
生命系として環境を考える
グローバリゼーションを超える平和学の試み
「開発パラダイム」から「平和パラダイム」へ)
第2部 世界をとらえる(世界経済をとらえる;国際政治をとらえる;現代社会をとらえる)
第3部 生命を平和学する(平和学から見たリプロダクティブ・ヘルス/ライツ;生殖医療技術の現在;エコ・フェミニズムの現在)
第4部 周辺に学ぶ(巨大資源開発を超えて―フィリピンの現場より;熱帯林―海の向こうと私たち;フィリピン・バナナ村の歩み;人が人でなくなっていく―人間関係の危機)
第5部 世界を変える(平和NGO;国際協力NGO;「グローバル化」と向きあう人びと)
サブシステンスと世界システム
著者等紹介
戸崎純[トサキジュン]
東京都立短期大学教授
横山正樹[ヨコヤママサキ]
フェリス女学院大学国際交流学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。