内容説明
格差の実態を検証し、政策課題を提起。不平等化と社会変動を関係づけ、再検討を試みる。
目次
1 共通論題=経済格差と社会変動(経済格差と経済政策;日本のベルト的労働市場の現況について―農村実態調査をもとに;「規模別格差」と分業構造 ほか)
2 テーマ別分科会―報告論文と座長報告(社会的・経済的格差とジェンダー 女性の社会移動の新たな視座に向けて―所得関数による地位達成過程分析;若年者の雇用問題 フランスの若年層の雇用と失業;社会福祉改革における公私関係変容の構図 戦後社会福祉立法における公私関係とその民間社会福祉事業に対する内在的制約について ほか)
3 投稿論文(アメリカ年金政策における401(k)成立の意義―1980年代企業IRAの競合関係の分析を中心に
職務給化政策の意義―F製鉄K製鉄所1957年職務評価制度導入の事例
衣服産業における生産過程の国外移転と女性移住労働者の導入)