内容説明
本書は、日本社会で生起している憲法問題をリアルな形で読者に提起し、読者とともに解決の道を模索する。したがって、単に条文を解説し、条文に関する1つの憲法解釈を決まった結論として読者に与えるのではなく、憲法解釈の背後にある政治的歴史的文脈も明らかにすることをめざしている。
目次
第1部 憲法の歴史と現在(市民革命と憲法;近代憲法から現代憲法へ;日本国憲法の成立と原理)
第2部 人権の現在と21世紀(法の下の平等と平等論の課題;思想の自由;表現の自由 ほか)
第3部 主権・平和の現在と21世紀(議会制民主主義;司法制度;地方自治 ほか)
著者等紹介
永田秀樹[ナガタヒデキ]
立命館大学国際関係学部教授
和田進[ワダススム]
神戸大学発達科学部教授
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