内容説明
第六巻は、関連領域まで視野を広げ社会保障法発展の展望を語っている。社会保障の拡大・発展が関連諸領域の問題と密接不可分であるという視点から幅広く取り上げ、社会保障制度の生成・発展をダイナミズムのなかで捉えて、その原動力となってきた多くの裁判運動や権利保障活動に注目した。
目次
第１部 社会保障法の関連領域―拡大と発展（教育保障と社会保障法；雇用・就労保障と社会保障法；障害者の雇用・就労保障と社会保障法 ほか）
第２部 被害者救済制度の拡大と発展（総論―賠償・補償から社会保障制度へ；医療・薬害被害者救済制度の課題；公害被害者救済制度の課題 ほか）
第３部 権利保障制度の拡大と発展（社会保障関連争訟の意義と展望；生活保護・福祉サービス関連争訟の現状と課題；社会保障の権利と争訟費用 ほか）
