龍谷大学社会科学研究所叢書
新農基法と21世紀の農地・農村

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  • サイズ A5判/ページ数 307p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589024480
  • NDC分類 611.12
  • Cコード C3032

内容説明

本書は、編著者たち「関西土地問題研究会」の出す2冊目の出版である。編著者たちの研究会は、1985(昭和60)年12月、法律学・経済学・農業論専攻の学者、専門家などが、農業に関連する土地問題の共同開発を目的として発足した。爾来今日に至るまで、70回をこえる研究会を重ねてきている。1996(平成7)年度に見上が主担となって、「中山間地の農地と農業問題」をテーマとする龍谷大学社会科学研究所の共同研究を申請し、採用されて3年間研究費による研究を続けることができた。本書はその成果の報告書である。本書では、旧農基法下において日本農業がたどった錯雑な軌跡の上に、今後の日本農業がたどるであろう行く末を、主体・客体・政策等の各側面から描き出して見よう、と意図している。

目次

第1章 グローバル化のなかの日本資本主義と地域・農業
第2章 2つの基本法と土地・農地問題
第3章 現段階の中山間地域農業問題と対策
第4章 地域農業の変化と担い手構造の新局面―京都府の実態を基礎にして
第5章 農地法・農振法による農地転用制度の課題
第6章 農地賃貸借に関する法制度的検討―許可と契約をめぐる判例分析を中心に
第7章 農業生産法人制度改革と「耕作者主義」
第8章 森林保全と森林法の論理―1951年森林法における森林計画制度に関する覚書
第9章 農村空間形成の現状と法的課題―土地利用規制と地域づくりとの関連で
座談会 新農基法と農地・農業・農村問題のゆくえ
資料 食料・農業・農村基本計画

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