内容説明
「正義」、この言葉ほど、人間を美しく崇高な存在に誘い続けた言葉はないであろう。「正義」、この言葉ほど、人間を醜く闘争的な存在に誘い続けた言葉もないであろう。本書は、「正義」に関し、著者が久しく暖めてきた持論を基礎に研究考察を加え、新しいスタイルの「論文」に纏めたものである。本書はまた、著者の人生体験記であり、人生論ノートでもある。
目次
第1部 正義の本質(正義の味方;正義の逆転;正義に関する諸説 ほか)
第2部 正義と美(「美」について;自然の美;芸術の美 ほか)
第3部 正義と経済・政治・法(正義と経済;正義と政治と法;日本国憲法と正義)



