内容説明
本書の研究は、『高等小学校制度史研究』の続編である。六・三・三制の成立経緯を実証的に明らかにすることを通して、その理念と本質を考察した。
目次
序章 本研究の課題と対象
第1章 六・三・三制構想の生成
第2章 教育審議会の改革構想と六・三・三制―初等・中等教育の接続関係をめぐって
第3章 六・三・三制教育課程の成立過程
第4章 教育刷新委員会の六・三・三制構想
第5章 学校教育法案の立案過程―初等・中等教育を中心として
第6章 六・三・三制転換計画の成立
第7章 中等教育改革方針の決定過程
第8章 新学制実施準備協議会の成立過程
結章 六・三・三制の意義と課題