内容説明
本書は、読者対象を日常的に接触している女子学生に限定し、女性の立場に立って法律をみるという手法を採用。まず、第1部を「女性の歴史と法」と題し、女性の地位向上をめざした闘いのあとをふりかえるとともに、女性と法のかかわりを考え、次に、「女性と家庭生活」と称する第2部で、女性にとって身近で、比較的親しみやすい家族に関する法律を取り上げ、終わりに、第3部を「女性と社会生活」と題し、女性に関連した法領域のうちでも今日的で、かつ重要な問題を検討している。
目次
第1部 女性の歴史と法(女性の歴史;女性の地位向上をめざして―女性と法のかかわり)
第2部 女性と家庭生活(女性と家族;女性と相続)
第3部 女性と社会生活(男女平等の原則;女性と仕事;女性とセクシュアリティ;情報社会と女性;消費社会と女性;高齢社会と女性;地球環境の世紀へ行動する女たち;女と男、21世紀のパートナーシップ)