内容説明
「民主主義・人権の先進国」のイメージが強い英国でも、数多くの冤罪事件が発生しており、その人権侵害を救援するさまざまな人々の運動があった。―著者が英国留学中に体当たりでウォッチングした“人権を守り支える人々”の記録。
目次
第1部 英国の冤罪事件と救援運動(イースト・ハム事件「守る会」の諸活動;刑事司法に関するロイヤル・コミッションの報告 ほか)
第2部 事例研究―英国の警察、刑務所、裁判所(日本人女子学生麻薬持ち込み事件をとおして;ウエスト・ミッドランド警察重大犯罪捜査隊の不正行為)
第3部 英国の近年の主要な冤罪事件(ギルフォード・フォー事件;バーミンガム・シックス事件;ジュディー・ウオード事件 ほか)