内容説明
本書は、近代的意味の統計学が日本にあらわれた幕末維新期を、すなわち外国統計書や統計学書が精力的に移植され、吸収された時期を起点とする日本の統計発達の史的展開過程を、統計の歴史性の視点から社会経済構造の発展との連関で追求することをねらいとするものであり、筆者をとらえた諸論考を一つに編んだものである。
目次
第1部 統計学導入初期の諸相
第2部 国勢調査前史にみる統計調査の形成過程
第3部 総合統計書の成立過程
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