出版社内容情報
少子高齢化の進む日本で今後ますます深刻化する、建設分野の技術者不足を改善するにはどうすればいいのか? 従来、仕事の現場で漠然と「カン・コツ」と呼ばれていた「直観」の概念をさまざまな視点から考察し、ベテラン技術者へのインタビューなどから独自の「技術者直観」および「5つの方法の循環」の理論を形成する。企業の人材育成と、現場で働く労働者のキャリア意識形成にも資する参考書。
内容説明
少子高齢化の進む日本で今後ますます深刻化する、建設分野の技術者不足を改善するにはどうすればいいのか?従来、仕事の現場で漠然と「カン・コツ」と呼ばれていた「直観」の概念をさまざまな視点から考察し、ベテラン技術者へのインタビューなどから独自の「技術者直観」および「5つの方法の循環」の理論を形成する。企業の人材育成と、現場で働く労働者のキャリア意識形成にも資する参考書。
目次
序論 本研究の問題設定(本研究における問題設定と目的;少子高齢化社会および建設業界の現状と課題)
第1部 「技術者直観」理論(理論に関わる先行研究;「技術者直観」理論の生成;技術者直感の事例)
第2部 「5つの方法の循環」という方法論(「人材育成論」に関わる先行研究;卓越したベテラン技術者の能力開発・キャリア形成;技術者直観が伝わる人材育成方法の検証)
結論 本研究のまとめと提言(これからの技術伝承と人材育成の方向性;提言:実践的意義としての人事政策への展開)
著者等紹介
山〓雅夫[ヤマサキマサオ]
1981年島根県生まれ。博士(政策学)。人的資源管理論専攻。現在、法政大学兼任講師。広島工業大学大学院工学研究科土木工学専攻を修了後、建設技術者(コンサルタント)として従事。退職後、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科に入学し、MBAを取得。続いて、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程に進学し、博士(政策学)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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