明治啓蒙期の経済思想 - 福沢諭吉を中心に

明治啓蒙期の経済思想 - 福沢諭吉を中心に

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  • サイズ B6判/ページ数 282,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588642012
  • NDC分類 331.21

出版社内容情報

封建遺制批判,欧化主義,海外経済思想の紹介等をベースに,自由貿易論と保護主義の相克を主旋律とする維新後の思想動向を,西周,福沢諭吉らの主張に即して考察。

感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

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福沢は人間が社会にたいする義務を果たし、国家の発展に貢献する最良の方法は何かという問題に関心をよせた(104頁)。福沢の民衆教育:消極的→積極的へ。日清戦争の勝利を契機としている。経済論も同様(111頁)。彼の理論的立場は、産業資本形成への原始蓄積のための貿易政策―貿易差額主義を以てする重商主義(118頁)。個人の独立ないし平等と国家の独立ないし自由とを同一次元で接続したということは、民権と国権についての議論に継承。2016/01/13

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