出版社内容情報
下巻は,東大社研時代から法政大学を去るまでの学問と思索を語り,『資本論』研究成果をなす『経済原論』をめぐり,問題点を検討す…下巻では,東大社研時代から法政大学を去るまでの学問と思索を語り,著者の『資本論』研究の成果をなす『経済原論』をめぐって,その問題点をつぶさに検討する。
第十一章 日本貿易研究所と三菱経済研究所
第十二章 戦後における『資本論』研究の復活
第十三章 『価値論』に対する批評への反批判──『価値論の研究』
第十四章 『経済原論』とその問題点(その一)──序論
第十五章 『経済原論』とその問題点(その二)──流通論
第十六章 『経済原論』とその問題点(その三)──生産論
第十七章 『経済原論』とその問題点(その四)──分配論(利潤)
第十八章 『経済原論』とその問題点(その五)──分配論(地代、利子)
第十九章 法政大学に十年
宇野 弘蔵[ウノ コウゾウ]
1897年倉敷に生まれる。東京帝国大学経済学部卒業後,ドイツに留学。帰国後,東北帝国大学助教授。1938年人民戦線事件に連坐。日本貿易研究所,三菱経済研究所勤務を経て,戦後東京大学社会科学研究所教授,法政大学教授を歴任。1977年死去。『宇野弘蔵著作集』(全11巻,岩波書店),『恐慌論』『経済原論』(岩波文庫),『資本論に学ぶ』『社会科学としての経済学』(ちくま学芸文庫)ほか。
内容説明
下巻では、東大社研時代から法大教授を去るまでの人と生活、学問と思索が語られ、著者の『資本論』研究の成果をなす『経済原論』をめぐってその成立過程と問題点がつぶさに回顧・検討される。宇野理論の形成・発展のプロセスがここに初めて明らかになると同時に、マルクス経済学の根本問題に論究する。
目次
日本貿易研究所と三菱経済研究所
戦後における『資本論』研究の復活
『価値論』に対する批評への反批判―『価値論の研究』
『経済原論』とその問題点(序論;流通論;生産論;分配論(利潤)
分配論(地代、利子))
法政大学に十年
著者等紹介
宇野弘蔵[ウノコウゾウ]
1897年倉敷に生まれる。東京帝国大学経済学部卒業後、ドイツに留学。帰国後、東北帝国大学助教授。1938年人民戦線事件に連坐。日本貿易研究所、三菱経済研究所勤務を経て、戦後東京大学社会科学研究所教授、法政大学教授を歴任。1977年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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