出版社内容情報
原子力や火力発電に代わる自然・再生可能エネルギーの技術的発展が著しい現在、日本のエネルギー政策は持続可能な未来に向けてどのようなビジョンを描くべきなのか? 国内の現状のみならず、ドイツほか先進各国の環境政策、住宅・交通分野の市場の実態に通じた第一線の専門家たちが集い、2017年夏、法政大学サステイナビリティ研究所主催で行われたシンポジウムの記録。
内容説明
原子力や火力発電に代わる自然・再生可能エネルギーの技術的発展が著しい現在、日本のエネルギー政策は持続可能な未来に向けてどのようなビジョンを描くべきなのか?国内の現状のみならず、ドイツほか先進各国の環境政策、住宅・交通分野の市場の実態に通じた第一線の専門家たちが集い、2017年夏、法政大学サステイナビリティ研究所主催で行われたシンポジウムの記録。
目次
第1部 分析と提言(自然エネルギーを中心とする日本のエネルギー計画;専門家委員会、市民討議、政策形成―エネルギー政策形成過程の日独比較;パリ合意に逆行しない日本のエネルギー政策および気候変動政策を策定するために;ドイツのエネルギー大転換―日本のエネルギー政策への教訓)
第2部 総括討論(2050ビジョンと現在の新傾向の統合;定性的・定量的分析の統合;日本の再生可能エネルギー政策の問題点とその原因;FITの評価と今後;核エネルギーという負債;熱エネルギー政策をめぐって;温暖化問題とCCS;交通問題とエネルギー政策)