内容説明
20世紀半ばにアフリカ諸国は次々に独立を果たし、ヨーロッパ植民地帝国は解体する。フランスはなぜどこよりも早く独立という政治的選択をしたのか。英米や国連、世界各国を巻き込んだ駆け引きの一部始終。
目次
脱植民地化と独立
英仏の植民地政策と独立前史
ブルギバの七原則とフランス・チュニジア交渉 1950年~1951年
スルタンによる独立の要求 1950年10月‐1951年12月
チュニジア問題の国連討議 1952年1月‐12月
スルタンの廃位 1952年1月‐1953年8月
チュニジア国内自治 1953年1月‐1955年6月
モハメド五世の優位 1953年8月‐1955年10月
モロッコの独立 1955年10月‐1956年5月
チュニジアの独立 1955年6月‐1956年6月
チュニジア・モロッコの独立とその後
著者等紹介
池田亮[イケダリョウ]
1970年生まれ。1997年、一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。2006年、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)国際関係学部博士課程修了。Ph.D.関西外国語大学英語キャリア学部准教授。専門は国際関係史、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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