出版社内容情報
国民の移動手段を独占的に掌握するのに決定的な役割を果たしたパスポート、その国際的なシステムの確立過程と現代的意味を問う。
内容説明
旅券が解き明かす個人のアイデンティティと国際国家システムの形成。
目次
序論
第1章 往来―国家による合法的な「移動手段」の独占化について
第2章 「祖国の見張り番」―フランス革命におけるパスポート問題
第3章 アウゲイアースの家畜小屋の大掃除―移動の自由へ向かう一九世紀の傾向
第4章 「甲殻類型国家」に向かって―一九世紀末から第一次世界大戦にかけての身分証明書の増加
第5章 国民国家からポスト国民国家へ?―大戦間期から戦後におけるパスポートと移動に対する制限
結論
著者等紹介
トーピー,ジョン・C.[トーピー,ジョンC.][Torpey,John C.]
1959年生まれ。カリフォルニア大学アーヴァイン校の社会学助教授、ブリティシュ・コロンビア大学の人類学・社会学・ヨーロッパ研究学科の准教授を歴任。現在、ニューヨーク州立大学大学院の社会学教授。カリフォルニア大学バークリー校から、社会学の博士号を取得
藤川隆男[フジカワタカオ]
1959年生まれ。現在、大阪大学大学院文学研究科教授。オーストラリア研究、ホワイトネス・スタディーズなどの研究をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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