内容説明
18世紀ドイツの物質文化と生活様式。読書、旅行文化、ファッション、家具調度、庭園、絵画、音楽、舞台芸術、嗜好品など、文化消費のありようを生き生きと描く。
目次
序論 一八世紀―文化消費の時代
第1章 書物と読書
第2章 旅と旅行文化
第3章 モードと奢侈
第4章 住まいの文化
第5章 庭園と郊外邸宅
第6章 美術と審美眼
第7章 音楽文化
第8章 演劇とオペラ
第9章 新しい嗜好品と社交のかたち
結論 文化の消費とアイデンティティ
著者等紹介
ノルト,ミヒャエル[ノルト,ミヒャエル] [North,Michael]
ドイツ、グライフスヴァルト大学教授。同大学歴史学科にて近世史を担当、これまで、ヨーロッパ経済史・交易史から文化交流史にいたるまで、一貫して広い視座からの歴史研究を行なってきた。現在、グライフスヴァルト大学、ルンド大学(スウェーデン)、タルトウ大学(エストニア)との国際大学院共同コロキウム「バルティック・ボーダーランド」の代表・スポークスマンとして、多くの研究プロジェクトを主宰
山之内克子[ヤマノウチヨシコ]
神戸市外国語大学教授。早稲田大学大学院文学研究科西洋史学専修博士後期課程単位取得満期退学、ウィーン大学精神科学部経済社会史学科博士課程修了。専攻領域は、旧ハプスブルク君主国領およびドイツ語圏の社会文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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