出版社内容情報
明治維新からアジア・太平洋戦争の敗戦にいたる〈日本近代国家〉の歴史と本質を,民衆の生活と運動,アジアの視点から検証する。
内容説明
アジア・太平洋戦争はアジアと民衆の生活に未曽有の惨禍をもたらし、天皇制国家を崩壊に導いた。敗戦までの過程と戦後改革、安保体制下の沖縄まで、問題を巨細に捉え直す。
目次
第9章 第一次世界大戦と大正デモクラシー
第10章 一五年戦争の開始
第11章 日本ファシズムの形成と展開
第12章 近代天皇制国家の崩壊と戦後改革
第13章 戦後の沖縄
終章 戦後50年と戦争責任・戦後補償