出版社内容情報
傑出した構想力と行動力で昭和史の中心を担った軍人思想家の実像を豊富な資料を駆使して描く。生立ちから満州事変、2.26事件まで
内容説明
満州事変から太平洋戦争・敗戦に至る激動期の中心人物として毀誉相半ばする異色軍人の思想と行動を厖大な資料を駆使して丹念に追跡し、その知られざる全体像に迫る。戦争の時代の虚構と現実を事実に基づいて描き出す。
目次
幼少年期(一八八九~一九〇二)
軍人を志して(一九〇二~一九〇九)
若松連隊時代(一九〇九~一九一九)
在京・在外武官時代(一九一九~一九二八)
関東軍参謀時代(一九二八~一九三二)
陸軍中枢へ(一九三二~一九三七)
著者等紹介
阿部博行[アベヒロユキ]
1948年、山形県鶴岡市に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。山形県立庄内農業高等学校教諭。『小倉金之助』で第8回「真壁仁・野の文化賞」を受賞
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感想・レビュー
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ぐっさん
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ひたすらに石原莞爾に関する情報を集めた本。まるで延々と長い論文のようで、一周読むのすらとてもとても苦しかった。今まで彼に関してはおぼろげな逸話しか知らなかっただけに、本書で彼の実像に関してより詳しく知れたのは役得かもしれない。2016/09/08
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
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石原莞爾の経歴みたいのがざっと知りたくて読んだが、長い。上下に分かれてるし。いろんな石原について書かれた文献を繋ぎ合わせるような構成で、話が次々と飛ぶし、時系列が必ずしも一本化されていないので、読みづらいったらありゃしない。時間がないのでパパパっと読みたかったが、下巻がまだ残っているので憂鬱のひと言。内容は全くないくせにただただ、読みづらく時間だけ消耗して苦痛。2011/09/15
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