出版社内容情報
ドイツの民家の壁はなぜ厚いのか。基本設計から木組み,壁,屋根等にわたって,その違いを明らかにし,日本の建築と都市計画,ゆとりある暮らしのために提言する。
内容説明
ドイツ人はなぜ高層木造家屋を建てることになったのか…。またどのような技術で建ててきたのか。日本と同じく木造家屋を主体としているドイツの家屋・住宅事情を通して日本の住宅建築・都市計画に提言する。
目次
基本設計
木組
壁
屋根
その他
現在の建築例
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ティス@考える豚
6
読了。建築には知識がないので専門用語はわからなかったが、ドイツや他のヨーロッパの地理的条件、歴史的条件から生まれた家屋の構造や材質など詳しくわかりやすく説明があった。壁や屋根、柱、地下室など多くのことを知れた。小説を読むとき、私たちはどんな家を想像するだろうか?ミステリで王道の館での密室殺人事件は西洋式建築などが主体の時があるのでは?などと思いつつ、ワクワクしながら読んだ。家屋についても興味は尽きない。やはり日常に近い家屋の世界は深くその国の文化を表す。是非ともおすすめしたい一冊だ。2011/02/18
002toko
0
途中ちょっと飛ばしてしまった。 家屋がメインだけれども、いきさつとして土地の様子や、行政の歴史、国民性などもけっこう記述されてるのでいいかな。2009/07/06