内容説明
大航海時代に植民地争奪や奴隷貿易により、原産地の南米大陸から世界各地へ伝播した落花生。五大産地の歴史、日本の先覚者の功績や食文化とのかかわりを紹介する。
目次
第1章 「変わり者」のマメ―ラッカセイ
第2章 ラッカセイの生まれ故郷と野生の仲間たち
第3章 ラッカセイの考古学
第4章 アフリカにおける落花生の歴史と文化
第5章 インドにおける落花生の歴史と文化
第6章 アメリカにおける落花生の歴史と文化
第7章 中国における落花生の歴史と文化
第8章 日本における落花生の歴史と文化
著者等紹介
前田和美[マエダカズミ]
1931年京都市生。三重農林専門学校農学科(現・三重大学生物資源学部)卒業。京都大学農学博士。高知大学名誉教授。国際半乾燥熱帯作物研究所客員主任研究員(1978~1980)、JICA「バングラデシュ農業大学院計画」(1994~1995)「東部タイ農地保全計画」(1993、1996~1998)、の短・長期専門家。1971年~2003年、インド、東南アジア、アフリカ、ブラジル、アルゼンチン、中国などのラッカセイ・マメ類の栽培利用と伝統農業について研究・調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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