内容説明
小説「不機嫌な果実」の連載を終えて再開された好評エッセイ。美人編集者との衝撃の出会いにより、「絶対キレイになる」と決心したものの、流行のサンダルは痛いし、美味しいものが誘惑してダイエットは進まない…。特別篇として「松田聖子『最後の賭け』」、ダイアナ元妃の死に寄せた「『可哀相』ではみじめ過ぎる」の二篇も収録。
目次
日常生活篇(お久しぶり;私のサンダル;めくるめく日々;病に勝つ!;美人業界 ほか)
特別寄稿篇(松田聖子「最後の賭け」;「可哀相」ではみじめ過ぎる)
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954(昭和29)年、山梨に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞。著書に「不機嫌な果実」(文春文庫)「ロストワールド」(読売新聞社)「花探し」(新潮社)「美女入門」(マガジンハウス)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きたむらさんえ
2
図書館本。たまごっちを昇天させてしまったことに悲しんでいる著者が可愛いらしい。最後の二編は具体的な話について述べられています。なるほど、と思わされます。2015/10/13
白雪
1
林真理子さんを私は知らなかったんですが、知人から「いいよ」と言われ、しかも本までいただいてしまったので、うれしく読ませていただきました。エッセイはあまり読まないので不安でしたが、読みだすと面白く止まらなくなってしまいました。 それで調べてみたら下流の宴を書いた方なんですね(読んだことはないですが、読もうか迷ったことはあります)。ちょっと集めてみたいと思いました。2013/10/30
cooちゃん
1
最後のダイアナ妃の表情の描写は、ズバリ同感だ。彼女がまだ皇太子妃として来日した際、大使館で遠目に拝見した時感じたそれと同じだった。2013/05/20
Deer Book
0
週刊文春エッセイ集第12弾。1994年頃。2018/10/24
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