内容説明
日本文化に特別な意味をもつ桜と日本人の2000年にわたるかかわりの歴史を辿る。桜の生態から説きおこし、和歌や物語に描かれた古代の桜から「花は桜木、人は武士」の江戸の桜までの栄枯盛衰を語る。
目次
第1章 桜の生態
第2章 木の花咲くや姫と『万葉集』の桜
第3章 平安時代の桜
第4章 鎌倉時代の桜
第5章 室町・桃山時代の桜
第6章 江戸時代の桜
著者等紹介
有岡利幸[アリオカトシユキ]
1937年、岡山県に生まれる。1956年から1993年まで大阪営林局で国有林における森林の育成・経営計画業務などに従事。1993~2003年3月まで近畿大学総務部総務課に勤務。2003年より(財)水利科学研究所客員研究員。1993年第38回林業技術賞受賞。著書に『松と日本人』(人文書院、1993年、第47回毎日出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。