出版社内容情報
中世の鎌倉街道，近世の五街道，近代の開拓道路から現代の高速道路網までを通観し，道路を拓いた人々の手によって今日の交通ネットワークが形成された歴史を語る。
内容説明
中世の鎌倉街道、近世の五街道から現代の高速道路網までを通観し、近代化によって交通ネットワークが構築され、さらにクルマ社会の出現によって改めて道路のあり方が問われるまでの歩みを辿る。
目次
第４章 中世の道路（東西二極体制を支える東海道；幕府の命脈を握った鎌倉街道；信長、秀吉によって統一された戦国時代の道）
第５章 近世の道路（新しいネットワーク、五街道と脇街道；街道の距離計測と絵図；街道のかたち―幾何構造 ほか）
第６章 近代・現代の道路（苦悩する明治期の道路；明治の道を拓いた人びと；馬車から自動車へ ほか）
著者等紹介
武部健一［タケベケンイチ］
１９２５年、東京に生まれる。京都大学土木工学科卒業。工学博士。特別調達庁、建設省関東地方建設局を経て、日本道路公団へ。以後、同東名高速道路計画課長、同東京建設局長、同常任参与等を歴任。（株）片平エンジニアリング社長、同会長を経て、１９９９年道路文化研究所を設立。以後、同理事長として道路の歴史と文化の研究に専念。（社）交通工学研究会顧問、古代交通研究会評議員、（社）土木学会フェロー会員
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感想・レビュー
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rbyawa
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ｅ０４８、すごく大雑把に１巻の七道駅路に関しては圧巻の内容、鎌倉街道に関してはまー、最近ぽちぽちと情報見ることもあるかな（これあくまで後世の呼び名なのね、上道・中道・下道はともかく、東山道武蔵路って言われるとちょっと？？）。明治以降になるとうーん、多分これ、鉄道の事情が絡んでくるせいかちょっとわかりにくくなっていたんじゃないでしょうか。高速道路になると中央道と東海道の争い、という出来事が出てきてわかりやすくなるんですが、ちょっと明治期の話はトーンダウンしてた印象だなぁ。ただ、ここは他の研究者に期待しよう。2014/02/17
おらひらお
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2003年初版。仕事の関係で、必要箇所だけ読みましたが、いまいち新しい情報は得られませんでした・・・。残念。2010/09/09
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