P+D BOOKS<br> P+D BOOKS 銀色の鈴

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P+D BOOKS 銀色の鈴

  • 著者名:小沼丹【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 小学館(2024/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093524971

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内容説明

人気の大寺さんもの2篇を含む秀作短篇集。

〈――へえ、空襲だと云ふのに、暢気な奴もゐるものだ……。
一平叔父の指す方を見ると、土堤の下の石の上に立つて釣をしてゐる男がゐる。大寺さんは苦笑した。大寺さんもだが、一平叔父も着流しの儘で土堤の上に立つてゐる。
――われわれも、暢気ぢやないとは云へませんね。〉
 戦時中、疎開先でののんきな代用教員生活を描いた「古い編上靴」と、戦後、妻が亡くなってから、再婚と娘の結婚までを淡々とつづった「銀色の鈴」という、ファンのあいだで評価の高い「大寺さんもの」2篇に加え、子どものころによく訪ねた伯母の家のあれこれを記した「小径」、戦争で亡くなってしまった友人をしのぶ「昔の仲間」など、7篇の秀作を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のうみそしる

2
日常が丁寧に描かれる。友だち付き合い多し。悲惨なことも生死にかかることも、小沼丹の手にかかるとどこか淡々と、泰然として空とぼけているような感じ。やはり「古い編上靴」が上出来。『風に吹かれて展望台に立ってゐると、大寺さんはときにすべてを忘れてしまふやうな気のすることがあった。 ――何故、茲に立ってゐるのだらう?』話の内容や事の次第とか何かとすぐ忘れちゃう語り手。いい本だった記憶はあるが、大半は忘れてしまった。2025/07/03

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