哲学のアンガジュマン―サルトルと共に問う暴力、非理性、デモクラシー

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  • サイズ A5判/ページ数 412p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588151439
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

哲学は現代世界が抱える深刻な課題にいかに建設的に関与しうるのか。デモクラシーの危機、社会の分断と格差、戦争、無数の形を取る暴力などに立ち向かうために、ギリシャ哲学やデカルト、パスカルと関連づけながらサルトル哲学の最も根本にある存在論と、そこから発展した暴力論を考察する。ポピュリズムやウクライナ戦争、パレスチナ問題を考えるとき、サルトルから新たに見えてくるものは何か。心理学、経済学、国際政治学など他領域の知との接点も探りながら、いまデモクラシーの担い手にとっていかに哲学的アンガジュマンの再挑戦が可能かを探る。

内容説明

哲学は現代世界が抱える深刻な課題にいかに建設的に関与しうるのか。デモクラシーの危機、社会の分断と格差、戦争、無数の形を取る暴力などに立ち向かうために、ギリシャ哲学やデカルト、パスカルと関連づけながら、サルトル哲学の最も根本にある存在論と、そこから発展した暴力論を考察する。心理学、経済学、国際政治学など他領域の知との接点にも着目し、いまデモクラシーの担い手にとっていかに哲学的アンガジュマンの再挑戦が可能かを探る。

目次

第一部 コギトの変成―デカルト的合理・パスカル的悲惨とサルトル的コギト(デモクラシーは蜃気楼なのか;サルトルによるコギトの再造形;サルトル的コギトの迷走と受難;自己決定するデモクラシーの条件)
第二部 狂気の現象学―さかさまのデカルトたち(理性とその外部;心理学と精神医学;『アルトナの幽閉者』における狂気と引きこもり;非理性における意識)
第三部 暴力の発生論―何が不戦・非暴力を阻むのか(サルトル哲学における暴力への問い;不戦・非暴力を阻むもの;恒久平和の可能性の条件)

著者等紹介

生方淳子[ウブカタアツコ]
1957年、群馬県生まれ。1980年、青山学院大学文学部卒業。1983年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1996年、パリ第1(パンテオン=ソルボンヌ)大学博士課程修了。哲学博士。国士舘大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

1
大原則に基づいた倫理的主張 反抗型あるいは対決型の哲学 不正や抑圧に対する良心の表明 絶えず自己を選択し変えていく存在 対自存在と即自存在 自由の刑に処されている 常に選択の責務を負う 稀少性と人間の実践 暴力を再生産する反弁証法 自己の自由を脅かす他者 抑圧された側の暴力 革命的暴力が孕む危険性 未完の絶対者としての民主主義 前反省的コギト 特異的普遍 無定位的意識 鉛のように魂に重くのしかかる行為 自由でない自由はない 対他存在としての自己 他者のまなざしによる自己喪失 物質的な稀少性が暴力の根源2025/04/08

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