出版社内容情報
膨大な未発表ノートに人名索引・略年譜を付す。異貌の思想家の知られざる内面の葛藤の記録。シオランの全体像を知るための格好の資料。
内容説明
既存の思想・神学体系と決別し、生の基本感情―悲しみ、嘆き、怒り、呪詛―の率直な表出によって歴史と文明に対峙した孤高の思想家の知られざる内面の記録。15年間にわたる膨大な未発表ノートから成る本書は、「形而上の流謫者」としてのシオランが赤裸な感情を吐露した貴重な原典である。
著者等紹介
シオラン[シオラン][Cioran]
1911年、ルーマニアに生まれる。1931年、ブカレスト大学文学部卒業。哲学教授資格を取得後、1937年、パリに留学。以後パリに定住してフランス語で著作を発表。孤独な無国籍者(自称「穴居人」)として、イデオロギーや教義で正当化された文明の虚妄と幻想を徹底的に告発し、人間存在の深奥から、ラディカルな懐疑思想を断章のかたちで展開する。『歴史とユートピア』でコンバ賞受賞。1995年6月20日死去
金井裕[カナイユウ]
1934年東京に生まれる。京都大学仏文科卒。仏文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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