出版社内容情報
ヴェーバー,カール・シュミット,ハイデガー,ベンヤミン,アドルノ… ワイマール時代の危険をはらんだ思考の絡み合い,およびその哲学的エッセンスを提示する。
目次
第1章 マクス・ヴェーバーの影(第二の倫理;知られざる神の神権主義 ほか)
第2章 決断の時代(均等化の試練;政治的なるものとその敵 ほか)
第3章 コペルニクス的に転換した歴史(歴史の夢;商品の魂の売春 ほか)
第4章 美的亡命(ごく個人的な芸術、マクス・ヴェーバーとシュテファン・ゲオルゲ;美しい仮象への攻撃 ほか)
著者等紹介
ボルツ,ノルベルト[ボルツ,ノルベルト] [Bolz,Norbert]
1953年生まれ。マンハイム、ハイデルベルク、ベルリンの各大学で哲学、ドイツ文学、英文学、宗教学を学ぶ。77年、ベルリン自由大学で博士号を取得し、88年には教授資格を得た。ベルリン工科大学教授
山本尤[ヤマモトユウ]
1930年生まれ。京都府立医科大学名誉教授、大阪電気通信大学教授。2015年死去。専攻はドイツ文学・思想史
大貫敦子[オオヌキアツコ]
1954年生まれ。早稲田大学文学研究科修士課程修了。専攻はドイツ思想史・文化論。学習院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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